学校の中身についても意見聞いてよ!

【2005年09月29日】

子どもたちが学校から教育費の国庫負担金削減に反対する署名の用紙をもらって帰ってきた。
小学校からも、中学校からも・・・
趣旨は国庫負担金削減による全国一律の最低限の教育を保障するだとか、教職員の削減に反対するだとかである。
私も子供を持つ親としては、地方によって教育のレベルが全く違っていたりすることには、違和感があるし反対である。でも地方色のある内容になったり、地方に移譲される部分で新しい方向性が見えてくるのではないかという期待感も一方ではある。
こういった署名を集めることに関しては、こちらからお願いするわけでもなく特にPTAが組織として熱心になっているわけでもないのに自動的に全戸に配布されてくる。人員削減だとか予算削減に関してはえらくご丁寧である。
でも、親にとって見ればそんなことより、今の授業の内容や教育プログラムや運営の方法などに関してもっと意見を述べたいような気がする。
ちょっと前の地区懇談会という集まりでもそういうことを聞きたかったが、先生方も文部科学省や教育委員会などのいわゆるからおりてきた事への意見なんか聞こうとしないし、我々はその決まりの中でどういう風にやっているのかを説明するばかりで、ちょっと不満である。その決まりがおかしいんじゃないのと思うことは、よくあることである。
現場の教師としてももちろん意見をお持ちであるはずだし、我々親たちだって子どもの将来を真剣に考えて、学校にはどうしてほしいかの意見は誰だってあるだろう。
でも、国庫負担金削減反対の署名に比べれば全然意見聞いてくれないんじゃない?
いろんなところでパブリックコメントとかいえる仕組みはあるかもしれないけど、一番身近な、学校の先生の皆さんと「子どものために」という目的のためだけに、保身のことなど抜きにして語り合ってみたいと思う。

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