責任?判断力?

【2005年08月20日】

 先日、にんじんジュースを飲んで、飲み終わったあとの透明のプラスチックの入れ物を何気なく見ていたら、「ストローは袋からだしてお飲みください」と書かれていました。確かにストローは、袋に入って、とりはずせるのりでついていて、伸ばすと長くなるストローでした。これって誰のために書いてあるのだろう・・・?子どもの誤飲を防ぐためなのでしょうか?あまりにも消費者の責任(そんな大袈裟なものかな)がなさすぎて、なんでもかんでも苦情として言っていくからなのでしょうか?
 近年は、原材料や成分やゴミ処理のための表示までなされ、カロリーまで書かれ、ありがたいことだけれど、消費者としていろいろ考えることがなさすぎるのではないでしょうか?例えば、母親だったら、自分で口にしてみて、味とかやわらかさや匂いなど、いろいろなことを考えて子どもに食べさせます。それくらいの責任は、ひとりひとり持ってもいいようなもの。
 あまりにも自分で考えることが少なすぎて、何でも人のせいにして・・・そんな場面によくでくわします。
 笑い話でも冗談でもなく、小児科に「うちの子のおしっこ、青くないんです」とかけこんだ母親もいると聞いたこともあります。オムツのコマーシャルでは、確かに青い。けど、そんな判断力もなくなっているなんて情けないです。
販売する方も最大の注意をはらって売っているでしょうし、消費者も判断くらいしよう!ストローは、袋から出して飲むことくらいわかりますよね。それを子どもにだって、お年寄りにだって教えてあげることできますよね。
 職場でも人間関係でも、また咄嗟の災害などの時にも、やっぱり判断力がなければ生きられない。人生は、マニュアル通りにはいかないことの方が多いのです。

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