セキュリティーとは??

【2007年10月29日】

え~、世の中便利になりました
いろいろありますが、なんと言っても携帯!!
お金も払える、情報も得ることができる、ゲームもできる、曲も聴ける、テレビも見ることができる・・・[:○:][:△:][:×:][:ダッシュ:]
その上、今は「イマドコかんたんサーチ」というもので相手がどこにいるかがわかる。
世知辛い世の中になり、犯罪が増え、みんなが恐怖を持つ時代。
まずは、子どもたちを守らねば・・・と思うでしょう。
私が、子育てをしていたのは、22年前から・・・そう、もう大学生ふたり。親元を離れて暮らしています。
20年前と言えば、まだ携帯なんてなく
子どもを保育園に預けても、連絡先は職場か自宅。
仕事がたまたま休みになったとしても
いつ保育園から緊急の連絡が入るかわからないから自宅をあけるわけにはいかなかった!
子どもたちが、小学生、中学生になっても
学校には赤い公衆電話があって
帰り道にも緑の公衆電話があって
10円玉を3枚も忍ばせていれば少し安心。
あとは、親が心配しているだろうという子どもの想像力と
子どものおおよその行動パターンを把握し子どもの帰りを待つ親の愛情と忍耐力。
少しでも帰りが遅くなれば、連絡を入れる、それをしなければ叱る。
いつもお互いのことを考えて行動していたはず。
そして、ご近所さま。
お互いがおおよその生活のリズムを自然と知り
いつもと違えば心配する。
「あれ?夕方なのにまだ電気がついていない・・・」とか「留守なのかなあ」とか。
何も機械的なものは介入しなかったけれど
そんな人のつながりが充分「セキュリティー」つまり「防犯」でした。
私も自分の子どもが高校生になった時
子どもにせがまれて、また世間の波に乗って携帯を持たせました。
しかし、その途端、帰りが遅くなっても連絡もなし。
携帯にかけても応答なし。
「心配している親がいるのを忘れてるんじゃないか、携帯に頼るな!」と喧嘩したことを覚えています。
子どもは「少々連絡しなくても何かあったら携帯にかけてくるだろう」とそんな気の抜き方をするのです。
親も危なくなったら携帯でSOSを出してくるだろうと自分の好きな時間を楽しんでしまうのです。
「イマドコかんたんサーチ」なんて・・・
自分が誰かに探されていると知ったら気持ち悪い。
その相手が親だったら?配偶者だったら?
お互いの境界線を越え
人の入ってはいけないところまで介入し
よけいに信じられなくなってしまうのでは??
もちろん使い方によりますが。
こんな物騒な時代に必要なものかもしれませんが
防犯は、世間の絆の強さだと思うのです[:love:]

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