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『人としての気持ち』

【2005年05月10日】

 連休も終わり、普通の生活にもどりました。連休中は、テレビをつければ大きな列車事故のことばかりでした。大惨事で、とても人事とは思えない、いつ自分が遭遇しても不思議ではないと思える事故でした。何とも言いようがありません。
そして会社の管理の問題。ひとつの集団に入ってしまうと感覚が麻痺してしまって、善悪の分別がつかなくなってしまう・・それは、今、報道されているところだけではなくどこにでも起こりうること。
 私は仕事の関係でいろいろなところに行きます。私達がまだ作業をしていても平気で窓を閉め、電気を消してしまう・・というところもあります。時間に追われ、規則に追われ、それをした人はごく当たり前のことをしたのですが、気持ちがないなあと思うこともしばしば。
 祖母に育てられた私は、小さい時からいろいろなことを聞いてきました。その時はうるさいなあと思って聞いていたのですが、聞いたことがすべて実行できないとしても、善悪の判断にはなります。「お父さんのお茶碗が一番上、タンスの一番上もお父さんのもの、お客さんが帰った後はすぐに玄関を閉めない、夜だったらお客さんが帰った後、すぐに電気を消さない、人が出かけて行った後はその人を追い出さないという意味ですぐに掃除をしない・・・等々」あげればキリがありませんが、人に対する思いやり、生きていく上で大事にしないといけない気持ちがこもっていました。非常事態が起こった時、人として何を優先しないといけないか、そんな根底があるような気がします。
 先日、職場での夕方6時、翌日に使うつり銭がないことに気づきました。それも金曜日。ダメ元でいつも来てくれる信用金庫のお兄さんに電話してみました。電話のむこうで「お金、もう閉めた?」「はい」という会話が聞こえます。あ~駄目だろうなあと思っていましたが「そんなにたくさん用意できないかもしれませんがかき集めてみます」という返事。しばらくして雨の中、バイクで小銭を持って来てくれました。どうしてこんなにたくさん用意できたのかと尋ねると「お客さんの中でたばこやさんがいて、そこならいつも小銭があるから替えてもらった」と。たぶん営業が終わって一日の仕事の事務処理に使う時間だったと思うのですが、儲けに関係なく困っている私達を助けてくれました。両替だって有料になるというこのご時世に。
 どんなところにいても、今自分が何をしなくてはいけないか!くらいは考えられる生き方をしたい、祖母や両親に教えてもらったことは、子ども達にも伝えていかなくては・・と再確認しました。


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