息子の大失敗

【2005年01月23日】

 新しい年になりました。
「1月はいく、2月はにげる、3月はさる」とはよく言ったもので、もう2月が目の前に来ています。
 さて、バタバタだった我が家。年末年始にかけて東京から息子が帰ってきました。久しぶりに4人で囲む食卓はにぎやかで、3学年違う息子と娘は、小さい頃はよく喧嘩をしていましたが、最近は対等に話ができるということや娘の方が兄に一目おくようになったことなどから、とても仲がよく親としては本当に微笑ましいと思える時間でした。 
 息子は、家の神社の手伝いや主人の知り合いからのバイトの話でほとんど自分の時間がなかったように思います。そんな中で、一日だけ高校の時に所属していた部活の仲間と食事に出かけた日がありました。先輩あり、一緒にチームを組んだ同級生にマネージャー。たぶん気のあう仲間なのでしょう。いつも長い休みになれば集まっています。11時すぎに帰ってきた息子は上機嫌で、「こんな楽しい日はなかった、先輩がほとんど食事代をだしてくれたけど、あと8000円はみんなで出せと言われて俺がきのうのバイト代でぱぁ~と振舞ってきた」と言います。それは自分のお金だからいいんじゃない?と思いましたが、少し様子が変。「お酒飲んだな?」「うん、もしかしたら吐いたかも?」「どこに?」「そこ!」そこじゃわからない・・玄関に出れば確かにそのようなあとが・・うちは一軒屋ではないので、玄関に蛇口などなく、バケツで水を運ぶこと10回くらい。しかし掃除しているうちにどうも不自然な感じ。もしかして?と思って我が家がある4階から階下をのぞけば・・・おそろしいことに4階から下にむけて吐いた感じ。エレベーターで誰かと出くわす勇気はなかったので、非常階段で水を運ぶことまたまた10回くらい。冷たい風の中、夜中に水を運ぶ姿は滑稽なもの。もういいかなあと思った頃には恵みの雨。助けられました。私が蒲団に入ったころ、またトイレで吐いているような気配でしたが、自分でなんとかしなさいと思いつつ眠りに入りました。翌朝、生きているかだけは確かめましたが(笑)。息子と話すと開口一番、「母さん、迷惑かけたね。すまん」と言われれば、「自分の限度くらい知りなさいよ~」としか言えず。みんなこうして失敗を繰り返しながら、自分を守る術をつけていくのだと思い、「東京では本当に気をつけてよ」と釘をさし、またみんな普段の生活にもどっています。

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